2012年6月10日日曜日

Microchip Starter Kit for Android

 秋月電子さんで通販でArduino用のピンソケットを買うついでに「Microchip Starter Kit for Android」というPIC24F(PIC24FJ256GB110)で構成されたADKのボードを買いました。(ついでにしてはピンソケットよりも高いですが・・・)
 Microchipが提供してくれている ADKライブラリをダウンロードして、サンプルプログラムをMPLABでビルドして書き込めば、とりあえず動作確認できる・・・はずだったんですが、動きません・・・。
 MPLABX上でビルドして、PicKit3でボードに書き込んで、東芝のAT3S0というタブレットにAndroidマーケットからダウンロードしたMicrochip公式サンプルアプリをインストールしましたが、タブレット側のアプリがADKボードを認識してくれません。USBコネクタの接続を確認したりもしましたがダメでした。ADKボード側の書き込みが上手くいっていないかと思い、PicKit3でステップ実行させながら動作確認をしたのですが、ボード(PIC)側は正常に動作して、USBデバイスの接続待ちでループしています。小一時間以上悩んだ挙句、ふと、思い出したことがありました。以前、この東芝のタブレットでAndroidアプリを実機デバッグしようとしてデバッグモードに設定してもPCに接続(認識)できず、「USBデバッグモード」の虫マークも表示されないことがありました。そのときも散々悩んだ挙句、訳がわからずタブレットの電源を一度OFFにしてONにしたらあっさりデバッグできた(USB周りのサービスが死んでたってこと?)ことがありました。試しに今回もタブレット側の電源をOFF(完全にシャットダウン)してから起動しなおして、USBケーブルを接続したところ、あっさり動作、Microchipのアプリが起動して、「デバイスと接続しますか?」メッセージが表示され、無事に動作しました。


 ん~、東芝製だからしかたないけど・・・。タブレットAT3S0はサイズや液晶は気に入っているんですが、たまに動きがおかしくなってリセットすることがあって、Androidの問題なのか、この製品特有のものなのか?あと、充電ケーブルが特殊で爪がおれちゃったけど替えが売っていないんで、接着剤でくっつけて無理やり使ってるんだよね、別のタブレットに変えようかな。

 とりあえず、動作確認は出来ましたが、ボード側のソースとかはこれから見るんですが、Microchipのライブラリやサンプルって、複数のチップに対応させるためにいっぱいdefineがきってあることがよくあるので、読むのに手間取ることがあるんだよね。

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